|
|
●米子福音ルーテル教会10/7 b 情報提供●米子福音ルーテル教会 深田高史
|
お祈り感謝します。幸い米子教会の教会員は全員が無傷で無事だと確認できました。
今も時折余震があります。
鳥取県西部は大地震がないと我々は思い込んでいたので、今回の地震にはまいりました。
ボクの勤めている小学校の職員室できのう午後1時30分ごろ、昼休憩、突然ドーンとつきあげるような音がして立っていられないほどの揺れを感じました。そしてスローモーションのように倒れていく本棚。その向こうには3人の先生が。とびちるガラス片。
「放送を入れろ」と怒声のとびかう中、3階に駆け上がっておともだちを誘導。頭に鞄をのせ逃げている子、本を頭に乗せ逃げている子。逃げ遅れている子はいないかと各部屋をまわる。その間も校舎は揺れている。本当に幸いなことに10日ほど前に地震の避難訓練をしていたので、おともだちは避難場所はばっちりでした。すぐさま点呼をし、全員の無事を確認。ここでやっと一安心。
さてここからがどうしたものか。持ち出したラジオでは、学校の周りの被害の状況がよく分からない。墓石が全部倒れていると近所の人がおっしゃる。とりあえず、午後の授業は打ち切り。余震が続いているので校舎内は危険だ。家に帰るのも危険だ。校
庭でじっと待とうということになった。
泣きじゃくっている子がいる。「お父さんは高いところで仕事してる」と1年生の子が泣いている。「おばあちゃんは一人で家にいる」と心配で涙ぐんでいる子もいる。心の中で祈るしかない。少し離れたところで「主よお守り下さい」と祈る。
公民館に連絡をとり防災無線で「小学校は全員無事、都合のつく保護者は迎えにきてください」と放送する。
やって来られた保護者におともだちをひきわたす。携帯で保護者の職場や親戚に連絡をとる。
今回比較的落ち着いて行動できたのは携帯電話の普及が大きかった。携帯がなければ余震の揺れの中で職員室の電話を使わなければならない。これでは速やかに連絡をとることは無理。確かにつながりにくかったが、それでも根気よくリダイヤルをしてい
くうちにつながった。おともだちに指示をだしながら、なぐさめながら電話できる携帯のありがたさを大いに感じた。
保護者がぞくぞくとやってくる。被害状況がだんだん明らかになる。境港はひどいらしい。(中海の近くなのです)干拓地は液状化にやられたそうだ。団地は道はボコボコ液状化も起こったらしい。
一人去り、二人去り、残されていくおともだちはさぞ不安だったことでしょう。しかしなんとか5時30分には全員が保護者の元に帰ることができ、感謝です。
4時間があっというまに過ぎました。
今日(7日)は臨時休校。職員は家庭訪問。被害の大きかったおともだちは働いていました。
学校を点検したところ、無数のひびがコンクリートに走っていました。何とか学校の方も片づき、火曜日にはおともだちを迎えることができそうです。
大きな惨事にならなくて本当に感謝します。
阪神大震災の教訓が生きていない、との声が報道機関から聞こえてはきますが必ずしもそうではありません。われわれ一般の市民が行動する際に頭のどこかに阪神大震災のことがありました。火のこと余震のこと避難のこと液状化のことライフラインのこと。具体的にどうこうは説明できませんが心のどこかで阪神大震災をイメージしながら各々が行動していました。阪神大震災なしのまっさらな状態で今回の地震が起きていたらこんなに被害が小さかったはずがありません。
いくら人口が少ないからといえ今のところ死者0というのは主の守りです。祈りの力です。感謝します。
お祈りをお願いします。
・被災された方のために。
・明日の礼拝が米子の教会で守られるように。
米子福音ルーテル教会 深田高史 |
|
|